歯周病は、お口の中の細菌による感染症です。歯周病の原因である細菌は、人から人へうつると言われています。口腔内細菌は唾液を介してうつるため、歯周病に罹患している人とキスや食器などを共有することにより感染する可能性があります。
但し、細菌が感染したからといって必ずしも発症するとは限りませんので安心して下さい。感受性や全身状態、口腔清掃状態、ストレスなどの2次的な要因とからみあって症状が現れると言われています。
歯周病は、お口の中の細菌による感染症です。歯周病の原因である細菌は、人から人へうつると言われています。口腔内細菌は唾液を介してうつるため、歯周病に罹患している人とキスや食器などを共有することにより感染する可能性があります。
但し、細菌が感染したからといって必ずしも発症するとは限りませんので安心して下さい。感受性や全身状態、口腔清掃状態、ストレスなどの2次的な要因とからみあって症状が現れると言われています。
歯周病の直接の原因は、歯磨きが充分でないために歯の周りに着く歯垢(プラーク)に含まれる細菌です。この歯垢には、1ミリグラムあたり約10億個とも言われるほどの細菌が含まれており、何よりも大切なことは、お口の中を常に健康に保つことです。
常にお口の中を健康に保つためには、やはり歯磨きです。その中でも、自分のお口の中の状態に合ったブラッシング方法を身につけることが大切です。
磨き残しがあると、歯垢が残ったままになり歯周病菌が繁殖しやすくなりますので、当院では唾液検査、細菌検査そして口腔内の状態から適切な歯ブラシ方法を個人個人にあわせて指導しています。
歯周病や虫歯の有無を定期的にチェックして貰い、何か変化があった時は直ぐに対処することも大切です。お口の中の状況は年齢や環境、働き方によっても変化するものです。
今は、何も症状がなくても、生活習慣によってお口の中の状態は変化しますので、当院では患者さん一人一人の口腔内の状態にあわせて個別の予防プログラムを作成して歯周病の予防、再発防止に取り組んでいます。
毎日磨いていても、知らず知らずのうちに取りきれないプラークや歯石が溜まっているかもしれません。定期的にプロのケアを受け、健康な状態を保つ必要があります。
特に親子間の場合、食器を共有しないことが予防法の一つとなります。例えば…自分が使ったスプーンで子供に食べさせない。また使わせないようにする。
食べ物の暑さを確認する時に自分の口の中に入れたものを子供に食べさせない。また自分が噛んだ物を子供が食べないようにする。
食事の介助が必要な月齢では、ついうっかりと言うこともあるかもしれません。しかし、1歳6カ月前後が最も感染しやすい時期と言われており、その頃の時期のちょっとした心掛けが、将来の子供の口腔内に大きな影響を及ぼすかもしれません。
また、気をつけていただきたいのは、保育者全員が気をつけることです。母親は意識して、スプーンを共有しないようにしていても、祖母や祖父がスプーンを共有していては、感染してしまいます。保育者全員が同じ意識をもち、お子様を育てましょう。
より抜粋。一部改